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日本神話の探求ブログ

日本神話関係。 主に日本書紀・古事記・風土記をもとに、日本神話について「事実関係(書いてあること)の整理整頓」する、備忘録的なブログ。 他には「素朴な問いを立てる」ことを重視していきたい。 「謎の解明」はきっと専門家がどっかでやるので、そんなに興味なし。 あとは、たまには「雑感・想像・妄想」織り交ぜて色々とイメージを膨らませたいとも思っている。 ちなみに、最近はアイヌ神話・琉球の神話にも興味がある。 著作権については興味なし。 ここで書いたりアップしたものは、勝手に使用・転載していいです。(使う機会あればの話ですが・・・)

日本書紀の本文のあらすじを要約してみた(第5段)

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日本書紀の本文のあらすじを要約してみた(第5段)

・次に海を生む

・次に川を生む・

・次に山を生む。

・次に木の祖の句句廼馳(ククツチ)を生む

・次に草の祖の草野姫(カヤノヒメ)。または野槌(ノツチ)とも言われている。


ここで伊弉諾尊と伊弉冊尊が共に議っていわく。

「私はすでに大八洲国および山川草木を生んだ。天下の主たる者も生もうか。」


①そこで、共に日神を生んだ。オオヒルメノムチという。〈一書にいわく、天照大神。別の一書にいわく、天照オオヒルメの尊。〉

この子は光麗しくて、国中を照らしていた。

故に二神が喜んで言うには

「わが子は多いけど、これほど霊異な児はいない。この国に留めないで、すみやかに天に送り、天上の事を任せよう。」

この時、天地はまだそれほど遠くなかった。そこで天の柱から、天上に送り出した。


②次に月神を生んだ。〈一書にいわく。月弓尊。月夜見尊。月読尊。〉

その光のよく輝くこと、日に次ぐほどだった。

これは日に並べて配すべきということで、月神も天に送った。


③次に蛭児を生んだ。

三歳になってもまだ脚が立たなかった。

よって天磐豫樟船(アマノイハクスブネ)に載せて、風のまにまに放ち棄てた。


④次に素戔鳴尊を生んだ。〈一書にいわく。神素戔鳴尊。速素戔鳴尊。〉

この神は勇猛で残忍なところあり。また、常に哭きわめいていた。それにより国内の人民は、夭折する者が多かった。また、青山を枯山にした。


故に、その父母二神は素戔鳴尊にこう勅した。

「お前は甚だ手のつけられない奴だ。天下の主となるべきではない。遠く根国まで行け。」

こうして放逐した。

 
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