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日本神話の探求ブログ

日本神話関係。 主に日本書紀・古事記・風土記をもとに、日本神話について「事実関係(書いてあること)の整理整頓」する、備忘録的なブログ。 他には「素朴な問いを立てる」ことを重視していきたい。 「謎の解明」はきっと専門家がどっかでやるので、そんなに興味なし。 あとは、たまには「雑感・想像・妄想」織り交ぜて色々とイメージを膨らませたいとも思っている。 ちなみに、最近はアイヌ神話・琉球の神話にも興味がある。 著作権については興味なし。 ここで書いたりアップしたものは、勝手に使用・転載していいです。(使う機会あればの話ですが・・・)

本文(第1段~第11段)を今度こそ文字通り要約した。

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本文(第1段~第11段)を今度こそ文字通り要約した。

神代上

(第1段)

原初の混沌とした状況から、やがて葦芽のようなものが生じ、最初の三男神が生じた。


(第2段)

そこからどうやって誕生したかは不明だが、今度はカップルの神々が生じた。

泥土煮尊(ウヒヂネ)・沙土煮尊(スヒヂネ)→②大戸之道尊(オホトノヂ)・大苫辺尊(オホトマベ)→③面足尊(オモダル)・惶根尊(カシコネ)→④伊弉諾尊(イザナキ)・伊弉冊尊(イザナミ)


(第3段)

以上、神代七代である。


(第4段)

①伊弉諾尊と伊弉冊尊が天浮橋の上から、天之瓊矛(アマノヌホコ)で海を刺してかきまぜると、

その矛の鋒から滴った海水が固まって、磤馭慮島ができた。国土の誕生である。


磤馭慮島でみとのまぐわいをして、色々な国を生んだ。国土の誕生その2である。


(第5段)

①国土産んだ後で、海川山などの自然を産んだよ。


②国土と自然を産んだので、天下の主たる者も産もうということで、やってみた。

・日神→光輝いているんで、天上のことを任せた

・月神→日に次ぐレベルで光輝いているんで、日にならべて配置したよ

蛭児→三歳になってもまだ脚が立たなかったので、天磐豫樟船(アマノイハクスブネ)に載せて、流した((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

・素戔鳴尊→色々と親の手に負えなかったので、根国に放逐した。


(第6段)

素戔鳴尊「根国には行くけど、その前に天上の姉ちゃんに会ってからにしよう」

天照大神「(戦闘準備バッチリ整えた上で詰問)何で来たんだよ。お前この国を奪うつもりだろう。」

素戔鳴尊「そんなつもりないよ。そんなに疑うなら誓約(ウケイ)で潔白を証明してやるよ。男を産んだら潔白ね」

本文にはどちらが勝ちかハッキリ書いていないけど、この後の展開からすると素戔鳴尊の勝ちだったのでしょう。

男産んだし。


(第7段)

①素戔鳴尊が調子に乗って大暴れ。

②天照大神が怒っていじけちゃって、天石窟に引き篭もったため周囲が常闇になった。(ちょっと前にあれだけ戦闘準備万端整えていたのは何だったのか???)

神々が頑張って引っ張り出した。


神々はついでに素戔鳴尊を追放した。


(第8段)

①素戔鳴尊は天から出雲国の簸の川上に降ったところ、奇稲田姫(クシイナダヒメ)一家に出会った。


②八岐大蛇を酒飲ませて酔っ払わせて退治した。体内から出てきた草薙剣は(ちょっと前に大暴れして無茶苦茶にした)天に献上。


③出雲の清地(スガ)で結婚生活して、二人の子として大己貴神(オオアナムチの神)が誕生。

その後に素戔鳴尊はやっと根国へ行く。



神代下

(第9段)

①高皇産霊尊(誰???)が自身の孫の天津彦彦火瓊瓊杵尊(アマツヒコヒコホノニニギの尊)を葦原中国の主にしようと欲した。

そこで神々推薦の天穂日命、大背飯三熊之大人、天稚彦を支配者大己貴神のもとへ逐次投入したが、全部失敗。


②高皇産霊尊は今度は神々推薦の経津主神と、いきなり気合満点でしゃしゃり出てきた武甕槌神を派遣。

二神は出雲国の五十田狭の小汀に降り立って、今度はちゃんと大己貴神に国譲りをさせた。


③高皇産霊尊は真床追衾(マコトオフフスマ)でもって皇孫天津彦彦火瓊瓊杵尊を覆って、地上に降臨させた。

ちなみに降臨した場所は日向で、フラフラ彷徨って辿り着いた場所は吾田の長屋の笠狭碕(現鹿児島県。わざわざ出雲まで色々な神を派遣して国譲りさせたのは何だったのか???)


④現地で鹿葦津姫という美人と結婚→一夜で姫が妊娠→出産。


(第10段)

①ニニギの子の兄(海の幸をとる達人)と弟(山の幸をとる達人)が道具交換をしたら、結果は散々だった。

しかも弟は借りた釣針を失くすという失態。新品を沢山作って弁償しようとしたが・・・。

兄「別の釣針じゃいくら沢山あっても駄目。さっさと元の釣針を返せ。」


②弟は海辺に行くと、塩土老翁(シホツツノヲヂ)に会い、老翁のすすめで無目籠(マナシカタマ)に乗って海の中へ潜った。

すると海神の宮へ着いて海神に事情を話したところ、海神は魚たちを集めて失った釣針を見つけてくれた。

しかも海神の娘の豊玉姫と結婚できた。


③三年経過したら故郷が懐かしくなり、帰った。

帰郷前に海神から兄を従わせるための悪知恵と武器を貰った。

釣針に「貧鉤(マヂチ・貧しくなれという呪い)」をかけることと、潮満瓊(シホミチノタマ・潮が満ちて人を溺れさせられる玉)と潮涸瓊(シホヒノタマ・潮が引く玉)を授かった。

弟実行。兄は降参した。


④豊玉姫(弟の子を妊娠中)が後を追って海岸に上陸。

豊玉姫「出産のとき、お願いだから中を見ないでね」→見ちゃった。龍に変化していた。

豊玉姫「ありえない。もうあんたと一緒には暮らせない」→子の彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(ヒコナギサタケウガヤフキアヘズの尊)を置いて海に帰ってしまった。


(第11段)

彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊は、姨の玉依姫を妃とした。

彦五瀬命(ヒコイツセの命)、稲飯命(イナヒの命)、三毛入野命(ミケイリノの命)、神日本磐余彦尊(カムヤマトイハレビコの尊)の四人の子を産んだ。
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